地球語の試案 「補助括弧」
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表意補助括弧
{基本的な補助括弧の使い方 . 記号を重ね含む補助括弧
. 類別括弧と表意略字括弧} . 意味抜き括弧
表意補助括弧 基本的な
の使い方
1) 中身が意味を表していると示す
表音文字の記述中や、表音文字や表意略字に連結する
で囲まれた文字は、前の記号/記号群の意味を表わします。
2) 文中文をくくる
文中に主語の異なる複数の文が含まれるとき、
で文中文を括って全文の構造を見やすくします。
・ 文中の主語が別の文章を「叙述」するとき、また「〜と捉える、〜と認識する、〜と読む」など、 英語の that 構文に当たる文章は
で括り、前置符などは不要とします。







彼女は、彼はここで働いていると言った。
彼、
動詞符過去+{ことば、出す}:言った、
彼女、

動詞符継続的な状態+機能:働いている、
{この+場所}:ここ
・ 文中文をはさんだ
はまた、1語句と同様にまとまって他の語を修飾します。












彼が働いているところと、私(
)が働いている場所は近く(
:外へ少ない)だ。








その(
)動物(
)は、まるで島(
)が動いている(
)かのように(
:類似を示しながら前を修飾)
大きいんだ(
)。
-
3) 記号を挿入した

・dlに前置符が入った括弧内は、まとまって直前の語を修飾します。異文化簡の手話伝達では、この順序が伝わりやすいかもしれません。
・「重ね前置符」も入ります。







彼の(
)お母さん(
)は、彼が今(
)働いているので(
〜の理由で(前の語を修飾))安心(
:自然な心で居る状態) しています。
・drに主語の標識記号(中丸)が入っていると、その右は括弧内の述語の主語に相当します。

















それを好きな人の数とそれをきらいな人の数は同じくらいです。
(好き)
(きらい)
(数)
(類似)
同じような2つの修飾語を別の形で表現してみました。(実際には統一したほうがすっきりするでしょうけれど)
「好きな人」の方は括弧を使わず、述語動詞符に前置符を重ねて 前を修飾しています。「嫌いな人」では、被修飾語が後ろにあります。その関係がdr内の主語標識で分かります。
述語の文節を挿入したdlに主語標識を入れて、直前の文字を主語と示してもいいでしょう。前置符なしに後ろの文節が前を修飾するのは、この場合と次項のdlに文法記号が入る場合のみです。
・目的または対象語の標識記号入りの括弧のすぐ外の語は、括弧内の文の述語の目的語または対象語にあたります。
被修飾語が後ろの文中文の対象語の場合には、文中文を括る左括弧の中に#30
を、E動詞の目的語の場合には#31
を入れて被修飾語に連結させます。また、被修飾語を文中文の後ろに置く場合には、
、
は右括 弧の中に入れて、後ろの被修飾語につなぎます。






または、






これ(
)は、彼が手掛けた(
)絵(
)です。
前のは英語式、後ろは日本語や韓国語式の語順です。





または、






それ(
)は、私(
)が使った(
)道具(
)です。
括弧内の修飾語と
のつながりを
の位置で示しています。
・
で括られた中身は会話体
表意文字で表わされる会話体は、
(音)の構成字母
(42)を左に入れた括弧で括ります。次は、ふつうの文と会話体の入った文の比較です。











彼は、私(
)がそれを読んだことがある(
体験の動詞符)かどうかについて私に尋ねた(
)。
(述語の動詞が質問の焦点なので 動詞符の前に疑問符がついています)














「あなたはそれを読んだことがありますか?」と、彼は私に尋ねた。
(括弧内では、疑問文であるこ とを示す文頭表現を使って尋ねています)
・ 会話体の中にさらに括弧が出てくる場合などでは、括弧の区別を付けやすくするために、会話体は、drの中にも波記号を入れたほうがよさそうです。
さらに複雑なら、各括弧ごとに番号を挿入して仕分けます。











誰(
)が「それは青い(
)です」と言ったのか、私にはわかりません。
(どの部分が会話体かが見分けやすくな っています)
* もし、会話を意味としてでなく音声で示したい場合には、表音用の会話括弧を用いて表音文字を挿入します。
類別括弧と表意略字括弧
・
(dr)に文字を挿入した記号が単独で出てくると、それは何らかの略字・ロゴです。
・
(dl)に文字を挿入した記号で、drと対になっていないものは、次にくる略字や名前の類別を表示しています。
名前の略字の類別、意味、元の発音などは、次のように仕分けて解説できます:














国名『日本国』(ロゴ)、「太陽・上に向かう・国」(ロゴの意味)、「ニッポン」(オリジ ナル名の音声を表音文字で記載)
(地域統治の大きな単位→国を類別)、
(日本国のロゴ:日いずる国の意味からの仮案)、
(太陽)
( 表音括弧内の発音の仕方:「表音の仕組み」を参照してください)
括弧がそれぞれ空白なしにつながっているので、これら文字群がロゴ
を説明する一連の内容と分かります。
・ 重ね文字および、連る文字は前が後ろを修飾するという定義に基づく熟語のしくみで、たいがいの語彙を表現できます。ですが、生き物や物質、品物など無数に増えるものの名前が、これらだけでは複雑になりすぎるかもしれません。地球上のほとんどの地域で一般生活に密着する基本的な語、「松」「麦」「馬」「鉄」などには一重ね文字を与え、その他は、何の種類かを表示して、各特長を述べると、伝わりやすいでしょう。その類別のためにdlを用います。

:
「蝶」(基礎文字)を挿入した類別括弧・
「白」{前(に出る)、色}; 白いのが特徴の蝶の名:モンシロチョウ
比較、
:白い蝶(この場合の「白」は単なる形容詞で、名前の一部ではありません)

: 色の名の小麦;小麦色 

(小麦のような色)と表現することもできます。

: 魚の種類で群れるもの(鰯など)。 比較、
:魚の群れ
* 表音文字を重ねて作るロゴの場合には、表音右括弧に重ねます。
* 略字が最初に登場する文中に上記のやり方で説明を加えておけば、その文書内にしばしば登場する国名、人名、地名などをたった一文字でアイコンのように扱えます。文書の巻末にも略字リストを載せておくと、読み方を忘れても確認できます。
意味抜き括弧
(rl),
(rr)
(rl) ,
(rr)
の両方または片方に文字を挿入すると、文字の形から表音・表意の機能を抜き取って単なる新たな記号に転換します。地球語の文字はすべて何らかの意味や機能を持つため、イロハやABCなどの表音文字のようにそのままでは無意味な記号として用いるのは困難です。しかし、
のどちらかまたは両方の間に文字を収めれば、元の意味や機能ははずれます。それらを自由記号として新しい意味付けで活用します。
略字だけでなく、こうして作った記号の新たな意味付けの説明にも
を用います。 たとえば、イ組、ロ組、ハ組という代わりに、


などの形をシンボルとしてグループ分けしたとして、任意に次のような記号を設定してみましょう。






:
は、
グループの第1キャプテンを意味する






:
は、
グループの第2キャプテンを意味する






:
は、
グループの第1キャプテンを意味する
:グループ、
:メンバーの頭→キャプテン、
:催し、
:場所
、
は「メンバー」(
)ではなく、別の記号であることに注意! 同様に他のグループのチーフやメンバーの記号も設定していると、次のように簡潔に伝達できます。
























グループの第1キャプテンと
グループの第2キャプテンは第1催し会場へ行ってください。
グループの第1キャプテンと
グループの第2キャプテンは第3催し会場へ行ってください。
この例は単純な伝達の例でしかありませんが、このような仮の分類が何重にも類別しながら容易におぼえやすくコード化していると、各界の実験や調査中の件や素材の記録に便利ではないでしょうか。読者それぞれのお立場で利用・応用してみてください。
#記憶の手掛かりに表意機能を関連させながら複数の文字を分類の呼び出しに使いたい場合や、2桁以上の数字を記号として扱うときなどには、
両方で複数文字を囲って利用します。このような括弧を取り合わせて利用すれば、機械にも人にも読める商品コ ードバーなどもスペースを多く取らずにできるかもしれません。
表意の仕組みもくじ
. 文法記号と概要 . 動詞
. 重ね動詞符 . つなぎ .
数字 . イディオム(他への働きかけ)
. 返事と挨拶
次:多手段への応用
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